演奏者の悩みに寄り添う歯科治療

楽器の演奏には、身体の調子が大きな影響を与えます。
年齢を重ねると「楽器の音が出にくい」「昔のようにハイトーンが出なくなってきた」といった悩みが増えてくるでしょう。

今回は、野口院長に演奏者の歯科治療についてインタビューします。
どんな治療をするのか、患者さんはどう感じているのか…などを聞いているので、ぜひ最後までご覧ください。

楽器演奏者向けの歯科治療

野口歯科医院では、楽器演奏者向けの歯科治療を行っていると聞きました!
具体的に、どのような治療を行っているのですか?

年齢とともに「思うように楽器が吹けなくなった」というお悩みをよく耳にします。
そこで、楽器を吹きやすいように入れ歯を調整したり、アダプター(歯につける補助装置)を作ったりしているんです。
これまでの治療で得た経験をもとに、事例を紹介しながらアドバイスすることもあります。

経験にもとづいて、個人に合わせたアドバイスをしているのですね!
楽器演奏者向けの歯科治療に取り組んだきっかけはありますか?

私自身が音楽活動をしている関連で、知人から「演奏ができなくて困っている」という相談を受けました。
今まで当たり前に出ていた音が出なくなる、というのは本人にとってストレスだと思います。
年齢を重ねても楽に音がでるようになれば…」という想いがあり、手探りで治療方法を考え始めました。

実は、私も楽器の経験があるのですが、ちょっとした口の調子で演奏は大きく変わると思います。
「なんだか音がうまく出ない」という感覚は、演奏する本人だからこそ気になる部分ですよね。

そうなんです。
口の形や演奏のクセ、吹き方などは個人差があり、とてもデリケートな問題なので試行錯誤を繰り返しています。
そもそも、入れ歯は「食べること」を目的とするため、楽器を吹くのに適した形状とは言えません。
食器用と楽器用それぞれの入れ歯を作り、場面に応じて使い分けている患者様もいます。

野口歯科医院の方針

演奏者の歯科治療で、意識していることはありますか?

すべての歯科治療に通じることですが、とにかく患者様に寄り添い、悩みを理解することを心がけています。
なので「工夫をして、できるだけ長く楽器を吹きたい」という希望にも応えたいです。
患者様の意見を取り入れながら治療するので、入れ歯やアダプターを半年かけて調整を重ねるケースもあります。

「楽器を吹くために歯科治療をしたい」という患者様の希望を院長に理解してもらえることは、患者様にとって心強いものなのではないでしょうか。
患者様からは、どのようなお声が寄せられていますか?

「治療前よりも音が出るようになった」「細かいニュアンスが表現できるのが嬉しい」「息の通り・かみ合わせがよくなった」という喜びの声をいただいています。
楽器を吹く人も高齢化していくので、演奏者向けの歯科治療について、これから需要は増えていくかもしれませんね。

まとめ

今回は、野口歯科医院の院長に、演奏者の歯科治療についてインタビューしました。
年齢とともに変化する口の中の状態は演奏に大きな影響を与えるので、一人ひとりに合わせた調整が必要です。

野口歯科医院は、患者様の悩みに寄り添う治療を心がけています。
光善寺で歯科医院をお探しの方は、ぜひ野口歯科医院にご相談ください!