お口のコンディションは全身の健康状態と深く関わっており、近年その注目度が高まっています。
口腔機能がわずかに衰えた状態をオーラルフレイルと呼び、その段階を予防または改善することが重要です。
今回は、オーラルフレイルを予防・改善すべき理由について説明します。
お口の健康が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
オーラルフレイルは誤嚥性肺炎の原因のひとつ
お口の機能がわずかに衰えた状態を、オーラルフレイル(Oral Frailty)と呼びます。
オーラルフレイルの概要については「オーラルフレイルとは?」を参考にしてみてください。
オーラルフレイルは、誤嚥性肺炎の原因のひとつと言われています。
誤嚥性肺炎とは、口内の細菌が唾液や食べ物などと一緒に流れ込み、気道に入ることで起こる肺炎のこと。
2024年における厚生労働省の統計によると、日本人の死亡原因のうち肺炎は5.0%、誤嚥性肺炎は4.0%を占めています(円グラフ参照)。

参考URL:厚生労働省|令和6年(2024) 人口動態統計月報年計(概数)の概況
オーラルフレイルについて野口院長にインタビュー

想像していたよりも肺炎で亡くなる方の割合が多く、驚きました。
オーラルフレイルは、単に「食べにくい」という問題だけでは済まないのですね。

噛む力の衰えから脳への刺激が減ると、認知症のリスクを高める恐れもあります。
さらに、歯周病菌が血液に入り込むと「生活習慣病(脳卒中や心臓病など)」を招くこともあるんですよ。

野口院長は長年、施設で歯科にまつわるレクチャーを定期的に行っていますよね。
現場でたくさんの方と接してきた院長が、特に伝えたい「オーラルフレイルの予防や改善のために日常生活で意識すべきこと」は何でしょうか?

大切なのは、生活習慣の改善です。
たとえば、よく噛んで食べることも誤嚥性肺炎の予防として有効です。
よく噛むと唾液がしっかりと分泌され、食べ物を飲み込みやすい形になり、肺炎のリスクが下がります。
一口につき、30回噛むことを目安にしてみましょう。
そのほか、積極的に声を出すことも喉と口のトレーニングになります。
ただし、お口の機能の衰えは、自分一人ではなかなか気づきにくいものです。
何か違和感があるときはもちろん、予防の観点からも、積極的に歯科検診を受けていただきたいです。
まとめ
今回は、オーラルフレイルを予防・改善すべき理由について説明しました。
オーラルフレイルは、誤嚥性肺炎の原因のひとつです。
さらに、認知症のリスクを高めたり、生活習慣病を招いたりする可能性もあります。
野口歯科医院では、患者様に寄り添った治療を提案しています。
光善寺で歯科医院をお探しの方は、ぜひ野口歯科医院にご相談ください!


